不安対策以外にも

薬のシート

抗不安剤として人気の高いデパス。抗不安剤ってどういうことだろうと思う人も居るかもしれませんが、そのメカニズムとしては、脳の中にある「BZD受容体」というリラックス系の受容体と結合することで気持ちを落ち着かせて、
精神的な不安を取り除いてくれるというものなのです。
これによって、何だか気持ちが落ち込んでしまって元気がでない、やらなきゃいけないと分かっているのにやる気が出てこないというようないわゆるうつ状態に効果を発揮し、うつ病患者にとってとても頼りになるお薬として人気があります。

このデパスには、抗不安作用だけでなく筋弛緩作用もあります。筋肉を柔らかくすることによって頚椎症という、首の頸椎の間でクッションの役割を果たしている椎間板が変形したことで、脊椎を圧迫し強い痛みを引き起こす症状や重度の腰痛などにも効果を発揮します。これらによって悩まされている人にとっても楽になれるので嬉しいですよね。
筋弛緩作用というのは筋肉の緊張をほぐし、それによって身体だけでなく精神的にも楽にしてくれるという効果があるデパス。しかし、その筋弛緩作用は、その性質上身体の筋肉を緩めてしまうというところからちょっと動くにもふらつきや転倒といった事態を引き起こしてしまう危険性もあるといえます。
それだけお薬が効いているということでもあるのですが、良いところだけ汲んでそういった面もあるのだという理解をしておくかどうかというのもとても重要なことなので、留意しておきましょう。